お知らせ
作業のコツ。『動線の確保とスペースの確保。』
遺品整理のISEI(いせい)工藤です。
先日、雨の中お寺の屋根の雪下ろし。
重機が入れない屋根や建物の近くを、びしょびしょになりながら掘り起こし
トラックで雪堆積場に10回運び入れ。
作業終了後に雨が上がり、『普段の行いが悪いのか?』なんて笑ってたら
風邪ひきました。点滴打ってもらいました。
ご自身で遺品整理をすることになった場合
作業のコツ。『動線の確保とスペースの確保。』
まず、動線の確保。
ものを移動するための動線をつくります。
動線があると楽で、安全に移動させられます。
動線作りのはじめは玄関から、
また、玄関はものが少なく処分の判断に悩まない場所でもあるので、手を付けやすいと思います。
荷物が多く、片付けが大変な部屋から片付けるとつい挫折してしまうことも、
手を付けやすい所からはじめると、見た目にも作業の実感があり、
今後の作業のモチベーションにもなると思います。
玄関の次は廊下、手前の部屋と続けます。
次に、仕分けたものの置き場を決め、スペースを確保します。
例えば、
リビングは廃棄処分するものを置く。ここは燃えるゴミ、ここは燃えないゴミ
この部屋には残す、必要なものを置く
この部屋には判断保留で、後から仕分たいものなどと
仕分けたものを置く場所をはっきりと区別できるように決めます。
部屋の片づけはひと部屋ごと片付けます
まず、床の上に置いてあるものを片付け、スペースを作ります、
スペースができたら、引き出しやタンスの中に収納してあるものを
できたスペースで仕分ます。
スペースがあれば、引き出しや箱の中身を広げて確認しながら仕分けられます。
とにかくスペースを作ることを意識します。
出来たスペースに次のものを置き、それを仕分、片付け
またスペースを作り、これの繰り返しです。
タンスやソファーなどの大きな家具などは最初に手をつけて空にし
廃棄処分するものであれば庭など屋外に置くと、スペースが広く取れます。
屋外に出すのが難しいのであれば、部屋の隅に移動し
必要・不要と養生用テープやシールを張っておくといいでしょう。
できるだけ床のスペースを広く取ります。
タンスや押し入れにしまわれていたものなどが散乱する仕分の現場。
荷物を広げる前に、動線の確保、それぞれの置き場を確保すると
作業の効率も良く、仕分置き場にしている部屋以外の部屋が
目に見えて片付いているのが実感が持て、精神的にも余裕が出ると思います。