お知らせ

2017.11.17

どうして実家は物が多い

遺品整理のISEI(イセイ)工藤です。

今日は、西区西野で庭木の剪定に伺って来ました。

庭木が敷地から出ていて、雪が積もって通行する人に当たったら大変と、お急ぎのご依頼でした。

皆様のお宅は大丈夫でしょうか?

 

 

さて、どうして実家は物が多いのでしょうか

親が育って来た時代は、

「物を大切にしなさい。」「粗末にしない。」としつけを受けて来た世代の方が多いと思います。中には物不足を経験された方もいらっしゃるかと思います。

 

家には、とても自分だけで使い切れないであろう、

たくさんの電池、トイレットペーパー、洗剤、缶詰、調味料などの備蓄品や

どうしてこんなにと思うほどの、大量の紙袋や包装紙があったりと

「腐る物ではない、いつか必ず使う。」「もったいない。」

育った環境、経験やしつけからため込んでしまうのです

 

母親の領域、台所でも

食器棚には、大量の食器が並んでいる事が多いとおもいます。

前は、大勢を招いていたのでしょう、来客用の揃いの食器セットがたくさん。

また、押し入れの中にも来客用の布団が何組も。

実際は、年老いた親の家に、大勢を招く事は少ないのではないでしょうか

それでも、いざと言う時用に取って置きたい

長年の習慣を簡単に、変えられない、変えたくはないのです。

 

子供にとっては、実家はいらない物だらけに感じるかも知れませんが、

親と子の価値観は違います。

 

子供としては

「親が生活しやすい様に。」「いまのうちからさっぱりとした家で暮らしてほしい。」

良かれと思って、不要品を処分したところ、親が怒ってしまう事も

「お父さん、こんなにたくさんスーツがあっても、もう着ることなんてないのだから捨てるよ。」

と強引に処分しようとすれば、親はうれしいはずがありません。

「早く死ねばいいと思っているのか。」

むしろ、ケンカになることだってあります。

無理に自分の感覚を、押しつけ物を減らそうとするのではなく。

親の育った環境を踏まえ、親の価値観を受け入れ知ることから考えてみませんか。