お知らせ
どうして実家は物が多い
遺品整理のISEI(イセイ)工藤です。
今日は、西区西野で庭木の剪定に伺って来ました。
庭木が敷地から出ていて、雪が積もって通行する人に当たったら大変と、お急ぎのご依頼でした。
皆様のお宅は大丈夫でしょうか?
さて、どうして実家は物が多いのでしょうか
親が育って来た時代は、
「物を大切にしなさい。」「粗末にしない。」としつけを受けて来た世代の方が多いと思います。中には物不足を経験された方もいらっしゃるかと思います。
家には、とても自分だけで使い切れないであろう、
たくさんの電池、トイレットペーパー、洗剤、缶詰、調味料などの備蓄品や
どうしてこんなにと思うほどの、大量の紙袋や包装紙があったりと
「腐る物ではない、いつか必ず使う。」「もったいない。」
育った環境、経験やしつけからため込んでしまうのです
母親の領域、台所でも
食器棚には、大量の食器が並んでいる事が多いとおもいます。
前は、大勢を招いていたのでしょう、来客用の揃いの食器セットがたくさん。
また、押し入れの中にも来客用の布団が何組も。
実際は、年老いた親の家に、大勢を招く事は少ないのではないでしょうか
それでも、いざと言う時用に取って置きたい
長年の習慣を簡単に、変えられない、変えたくはないのです。
子供にとっては、実家はいらない物だらけに感じるかも知れませんが、
親と子の価値観は違います。
子供としては
「親が生活しやすい様に。」「いまのうちからさっぱりとした家で暮らしてほしい。」
良かれと思って、不要品を処分したところ、親が怒ってしまう事も
「お父さん、こんなにたくさんスーツがあっても、もう着ることなんてないのだから捨てるよ。」
と強引に処分しようとすれば、親はうれしいはずがありません。
「早く死ねばいいと思っているのか。」
むしろ、ケンカになることだってあります。
無理に自分の感覚を、押しつけ物を減らそうとするのではなく。
親の育った環境を踏まえ、親の価値観を受け入れ知ることから考えてみませんか。